目黒日大の部活動は、運動系が18部、文化系が14部、同好会が3団体あり、一人ひとりが自分やチームの目標に向かって、日々、活動に励んでいます。2024年の夏も、多くの部活動が練習の成果を発揮し、輝かしい結果を残しました。その活躍の秘訣はいったいどこにあるのか。4つの部活動の部員に聞きました!
創部以来、悲願としていた全国大会への扉を今年開くことができました。インターハイへの扉だけでなく、決勝へ進み、入賞という道を駆け抜けることができたのも、日々の練習は当然のこと、多くの方のご支援や応援があったからこそだと思います。実績もなく高校から陸上競技を始めた生徒でも全国大会の大舞台で活躍ができることを証明してくれました。今後も上を目指し、日々の練習に励んでいきたいと思います。
学校の部活動としての練習を週に5回、外部のパーソナルトレーニングでの練習を週に1回、合計で週に6回の練習を行いました。シーズン中の練習では自分でメニューを考え、1人で走ることがほとんどでした。今までの試合を踏まえ、自分に合った調整方法や自分の課題を克服するための練習メニューなどを自分で考えて練習することができました。その結果、効率的な練習を行うことができたため強くなり、良い状態を維持できたのだと思います。
試合に負けたときのことは考えず、自分が1位でゴールして歓声を浴びているところを想像して自らを奮い立たせました。そして、ポジティブかつ楽観的に試合に臨みました。
インターハイ予選である南関東大会においてインターハイ出場を決めたときです。試合の1週間前に全治約3週間の怪我をして入院し、ドクターストップがかかりました。しかし、出場することを諦めずに可能な限りの調整練習を行いました。痛みを堪えながら、最後は倒れるまで走り、インターハイ出場を決めることができました。これらのことにより、あきらめないことの重要性を感じました。
大学に進学し、ユニバーシアードや世界陸上、オリンピックなどの国際大会で代表に選出され、もう一度世界の舞台で戦ってメダルを獲得することです。夏休みに行われた日・韓・中ジュニア交流戦で初めて日本代表として出場しました。その結果、優勝することができました。日の丸を背負って戦うことの責任や楽しさをそこで初めて味わうことができ、もう一度日本代表のユニフォームを着用し、日の丸を背負って世界の舞台で戦い、活躍したいと思いました。現状に満足せず、さらなる高みを目指して頑張ります。応援よろしくお願いします!
私が陸上部の顧問となってから15年となります。当初の部員は男女合わせて5人でした。「走り」とはどういうことなのかを少しずつ伝え、学校付近の陸上競技場に何度も行き、ようやく陸上競技の種目について深く指導ができるようになったのは約5年目のときです。それからインターハイ出場までの最後の関門である関東大会に幾度となく挑戦をしましたが、跳ね返されていました。
今年ようやくインターハイの扉を開くことができ、ただその扉に入るだけではなく、全国の高校生の頂点と言える決勝まで進み、メダルまでとることができました。
これまで陸上部を支えていただきました学校、温かい応援をしてくださった保護者の方々、そして生徒たちのお陰です。これからも1からのスタートを大切にして多くの生徒たちと一緒に走り、頂点で再び走りたいと思います。(顧問 柴田貴史)
2024年のインターハイでは5種目で決勝・B決勝に進出し、見事な成績を残すことができました。チームで取り組む意識を持つことで、それぞれが自分の力を発揮できました!
練習は週に6日、ウェイトなどの陸上トレーニングを30分、そして水中トレーニングを2時間行っています。水中練習では、チームメイトと競い合いながら練習できる環境があります。自分自身が決めた目標とチームで決めた目標に向けて、レースを意識した練習を行うようにしています。また、コーチも複数人いるため、様々な視点からアドバイスをもらえることも強みの一つだと思います。
選手個々のモチベーションを高めるために、常に試合を想定して取り組むように練習のときから心掛けています。また、練習中から積極的に声出しを行い、活気ある雰囲気を作るようにしています。
また、試合前には、それぞれの大会での目標を共有する時間を作り、チームの士気を高めています。
学年を問わずお互いに応援し合い、自分だけではなくチームメイトがベストタイムを更新したときや全国大会で結果を出したときには一緒に喜びを共有しました。
そのときに「チームの一体感」を感じることができ、とても印象に残っています。
選手一人ひとりが大舞台でも怖気づかない心を持ち、環境に左右されずに全国という舞台で力を発揮できるようにすることです。そのために厳しい練習を乗り越え、「粘り強さ」を身に付けたいです。
また、チームとして応援してもらえる集団になるために、日頃の学校生活から、水泳部としての「自覚」と「責任」を持ち、過ごしていきたいです。
水泳部の目的は「人間形成」です。水泳部の生徒たちは、日頃の活動を通して「挨拶・感謝・思いやり」などの礼儀作法を身に付けています。競技から離れたときに何も残らない人間にはなってほしくないと強く思っています。
現1・2年生達からは競技に対する熱意を感じます。縦と横のつながりを大切にし、創部史上最高の戦績を残してほしいです。それだけの力を持っている生徒たちが揃っていますし、私自身が一番期待しています。 (顧問 中條 秀俊)
今年はスモールクラスが全国大会への出場を果たしました。仲間と共に全力で挑むことで、全国制覇という夢が少しずつ近づいてきています。
私たちダンス部は、全国制覇を目標に本気で練習に取り組んでいて、週6回で1日3時間ほど活動しています。支えてくださっている方々に恩返しをしたいという気持ちが一番で、どうしたら全国制覇ができるかを常にメンバーでたくさん話し合ってきました。そして、先生方やコーチ、保護者の方々とも一丸となり戦っていることこそ、私たちダンス部の強みになっています。
本番直前のアップで雰囲気を上げてステージに立ち、緊張で良い踊りが発揮できないということがないように、いつも通り演技すれば大丈夫だとメンバーに声掛けをしました。同時に舞台袖でメンバーと円陣を組んで、気合いをさらに入れました。とにかく、自分と仲間と作品を信じてステージを楽しむことが結果に繋がるのだと思います。
一番最初の予選大会では、うまくいかず悔しい思いをしました。さらに心に火をつけ、日本一のために全員で一丸となって、この夏を終えました。
日本高校ダンス部選手権(ダンススタジアム)全国大会では、審査員特別賞をいただくことができました。この結果には自分たちはもちろん、先生方やコーチ方も全国制覇できると信じてくださっていたので、とても悔しかったです。しかし、ステージで踊り切った後のみんなは、笑顔とやりきった表情で満ち溢れていたのでとても良かったです。
9月21日に北九州で行われる、チームダンス選手権の全国大会で優勝することです。引退までの大会としては最後になるので、集大成をお見せしたいです。絶対にこの大会で全国制覇をしてこれまで支えてくれた人、応援してくれた人たちに恩返しをさせていただきたいです。今後ともダンス部への応援よろしくお願いします。
我々は全国の高校ダンス部の大会で日本一を目指しています。この大きな目標を達成することが夢です。今年はスモールチームが日本高校ダンス部選手権大会の予選を突破し、全国大会に出場し、審査員特別賞をいただきました。
大きな夢を本気で信じて突き進むことが、人を成長させます。
そしてこの過程こそ、人生の財産になります。夢はでかく、チャレンジャーの気持ちで日々前に進みましょう。(顧問 田邉 賢宗)
今夏、文化部にとってのインターハイ「総文祭」に出場。卒業生たちのバトンを引き継ぎ、全国2,000校の代表12校として、創作劇『ごめんね、ごめんで!』(作・演出 めぐにち演劇部と今井友也)を上演。
観客の皆さまからは涙と万雷の拍手を頂戴して参りました!
「当事者意識」というものを強くすることに励みました。練習は週に最大で4回。朝練や昼練は自主的に計画し実施しました。発声等の基礎練習は昼のうちに終わらせ、放課後はすぐに芝居の稽古に入れる体制を作りました。また顧問・コーチ自ら創作劇や演技の指導を「やって魅せてくれる」機会を増やしてくださったことで、「作品の深め方」を学びました。そのことがチームが強くなった秘訣の一つだと思います。
裏方である音響・照明・大道具・宣伝美術など裏方の仕事・知識面をみんなで充実させることに専念しました。また、通し稽古も「稽古」ではなく「1回の公演本番」と意識することで、演技力を高めることにつながったと思います。
全員の「役割リレー」と「手拍子から拍手に変わる瞬間」です。音きっかけで始まり、各場ごとにキャストたちが舞台上へ。主演2人の熱演がぶつかり合うクライマックスにつなぎ、全キャストがダンスで彩るフィナーレへ。緞帳が下がると、客電が灯り、終演。舞台袖で仲間たちが祈るように応援し、うまくいったシーンでガッツポーズをとっていました。最後の「追加キャスト」である観客の皆さんが、ダンスの手拍子から終演時に対しての大きな拍手に切り替える瞬間は、涙が止まりませんでした。
新作を丁寧に仕上げることです。全国大会を終え2週間後には、新作を別の大会で上演しました。「観客が一人いれば、その一人の為に全力で上演する。」「何のための演劇か、常に己に問いかけよ」というめぐにち演劇部の理念は変わりません。一つひとつの新作、上演を最高傑作にするため、日々の学校生活に、勉学に、そして稽古に、感謝の想いを忘れず、取り組んでいきます。
めぐにち演劇部は常に謙虚に朗らかに、みんなで芝居づくりに取り組んでいます。ここでいう「みんな」とは、中学・高校・通信、幅広い仲間を指します。総勢70名。経験の有無は問いません。演技に、裏方に。本気の芝居作りを愛せるメンバーであれば、名作を生み出せる可能性は無限にあります。
めぐにち演劇部の最高傑作は常に “Next One”の心意気で、一緒に、芝居を創りましょう。
幕の向こう側で、待っています。(顧問 今井 友也)
いま、頑張っていることも、
高校生になってから始めたいことも。
目黒日大には、一人ひとりが輝ける場所があります!
一緒に成長しましょう!