僕は不登校を経験していて、中1の夏から学校に行っていませんでした。通信制に進学しようと決めて目黒日大の授業を見学した時、自分のペースで学べるのはもちろん、対面授業などの学校らしさもある所にひかれました。でも、入学前は全てが不安でしたね。友達ができるのか、授業についていけるのか、発言するのが苦手だけど大丈夫か、学校らしさは本当にあるのか。入学して一番安心したのは、授業中に先生に当てられることが全くないことです。今となってはその時の気持ちをあまり思い出せないくらいなので、安心して学べる毎日が普通になっているのだと思います。
将来の夢は、不登校の子を助ける心理カウンセラーになること。経験者の僕だからこそ不登校の子の気持ちに寄り添うことができると思うし、自分の経験を最大限に生かせる仕事だと考えています。夢に向かって、日大進学だけでなく、他の大学にも選択肢を広げるために勉強に励んでいます。アドバンスクラスは、対面授業で教わった内容を映像授業で復習するのが課題です。繰り返し見られるので、うまく活用しつつ、得意科目は自主学習でさらに伸ばしています。全日制と共通の「基礎学力到達度テスト」で自分の学力を把握することも、モチベーションにつながっています。
今は、授業に部活動にと、学校生活を満喫しています。数学が好きで、週2回の授業が楽しみです。生徒会にも入っています。学校説明会の手伝いで生徒会メンバーと交流し、通信制をまとめている先輩にあこがれをもって立候補しました。今は一般役員ですが、来年は生徒会長や副会長の補佐としてみんなをまとめる総務に立候補したいと思っています。それから、フットサルの部活動も楽しんでいます。僕が1年生の時には部員が3人くらいだったので、ここから大きくしようと思って、いまは部長として転入生に声をかけたりもしています。部員は15人にまで増えました!
通信制の受験を考えていても、学校らしさや青春を味わいたいと思っている人も多いのではないでしょうか。不登校だった時のことを振り返ると、人間関係の悩みや週5日登校しなきゃいけないというハードルのせいで学校に行かずに、文化祭や部活などを体験できなかったのはもったいなかったなと思っています。そんな僕が目黒日大に入った今では、週2日登校しながら自分のペースで学んで、好きなことに打ち込んで、価値観の合う子が多い環境で安心して学んでいるので、皆さんもきっと大丈夫。先生方も、困ったことがあれば優しく相談に乗ってくれます。目黒日大で今だけの「学校らしさ」を存分に楽しんでほしいです。